目の健康サプリを選ぶ前提として、市販のサプリは毎日の食事に栄養面で寄り添うものだということをまず押さえておきます。タウリンやDHAは総合栄養食で満たされるよう設計されているため、まずは食事の土台が整っているかが起点です。
そのうえで本ページは、猫の必須栄養素で網膜にも多く存在するタウリン、動物性で摂る必要があるオメガ3(DHA)を主軸に、量と中身を確かめて選ぶことをおすすめします。
1. タウリン
本ページが主軸に置く成分です。タウリンは猫が体内で十分に作れない必須栄養素で、網膜にも多く存在することが知られています。猫を対象にした古典的な研究(Hayes 1975)で、食事のタウリンが不足すると網膜の光受容細胞に変化が起きることが報告され、猫の必須栄養素としての位置づけが確立しました。含有量を数値で開示している製品ほど、量を確かめやすいのがポイント。なお総合栄養食ではすでに満たされる前提の栄養素のため、サプリは食事の土台があってこその補助になります。
2. オメガ3(DHA)
魚油・クリル由来のDHAは、網膜にも多く含まれる脂肪酸で、本ページが準にあたる主軸に置く成分です。猫は植物由来のアマニ油(ALA)からDHAを十分に作り出すのが苦手とされ、栄養ガイドライン(FEDIAF)でも動物性の供給が話題になります。DHAの含有量を数値で開示している製品ほど量を確かめやすいのがポイント。植物由来のアマニ油(ALA)は、猫では魚油の代わりになりにくい点に注意します。
3. そのほかの配合成分(ルテイン・アスタキサンチン・ビタミンAなど)
目の健康をうたう市販品には、ルテインやゼアキサンチン、アスタキサンチン、アントシアニン、ビタミンAなどをうたうものもあります。これらも広く使われており配合品は掲載しますが、猫で目の健康への働きを確かめた対照試験は確認できていないため、本ページの重要成分には置いていません。とくにビタミンAは猫では摂りすぎに注意が必要な栄養素のため、与える量はラベルを確認しましょう。
目の健康サプリの評価基準
本ページは、猫の研究やガイドラインで取り上げられ成分単体での科学的根拠が確認できた成分(タウリン・DHA)を「重要成分」として評価します。これら以外の成分を配合した製品も掲載していますが、その基準には置いていません。選ぶときは、次の3点を確認するのがおすすめです。
- 重要成分が入っているか
- その量と中身(含有量を数値で開示しているか)
- 獣医・栄養士の監修やGMP・NASCなどの品質シグナル(国産・無添加かどうかも安全面の目安)
目の健康の市販サプリは含有量を数値で出さない製品が多いため、開示している製品は確かめやすさで一歩リードします。そのうえで、下表の4ポイント(含有量・透明度・安全・コスパ)でスコア化し、ラベルを付けています。
| 評価 | 条件 |
| 強くおすすめ | 重要成分のタウリンを主体に配合し、含有量スコアが高く上位に来た製品 |
| おすすめ | 重要成分のタウリン、または準にあたるオメガ3(DHA)を配合している |
| 候補 | 重要成分のいずれも含まない製品(ルテイン・アスタキサンチンなどの人気成分中心) |
このページのランキングは、重要成分のタウリンを配合した製品を先頭に、続いてオメガ3(DHA)を配合した製品を、独自スコアとあわせて並べています。目の健康の市販サプリは含有量非開示の製品が多いため、スコアの数値だけでなく「強くおすすめ/おすすめ」のラベルを主役に見てください(ラベルは主軸の成分を配合しているかを表します)。